アメリカ笑い話

          

アメリカ南部の都市にて 現地の会社に勤務している娘が こんな記事を送ってくれましたので ご紹介します。  しんじられな〜い!


「今の職場に移ったのは、2年ほど前のことですが、とてもいいチームメートに恵まれて、お昼は、ほぼ毎日みんなで一緒にすることになっています。そこでは、毎日面白い話が出て、ストレスを忘れさせてくれる貴重な時間です。その中の笑い話のひとつを紹介します。


チームメートのCは、話し方といい、話題といい、日本で言うお笑いの部類に入る人で、その日も、Cの‘You are not going to believe this...’というお決まりの節に、他のチームメート達は、今度はなんだろう、とわくわくして一斉にCに視線を送ります。


Cの奥さんの友達は、料理好きで、何を血迷ったのか自家製スパゲッティソースを販売することに。そのスパゲティソースは、近所ですぐに評判になり、注文が殺到ようになったのも、時間の問題でした。が、そこまで人気が出るとは思っていなかったので、毎日の大量調理に手こずったそうです。なにせ、自宅の普通の台所で調理していたのですから。


一番困ったのは、ソースをかき混ぜる大きな容器と場所でした。家庭の台所では、全てが小さすぎて、大量生産ができないのです。彼女は、考えに考えた末、名案を思いつきました。私達の考えでは、「え??」と、ぎょっとするような所。。。どこでしょう??なんと、浴槽だったのです。。。ウェッ!しかも、新品ではなく、彼女が使用している浴槽。そこで、グリグリとソースを混ぜ繰り込んでいたそうです。


話を聞いていた私たちは、思わず手を口にあて、「気持ち悪っ!食事中なのに」とそれぞれが、不快感を言葉にしていました。


なぜこのことが判明したかというと、ソースを購入した人たちの中で、具合が悪くなる人が多く出て、いろいろと調べたところ、その自家製ソースに行き着いたそうです。浴槽には、落ちないオレンジ色のソースがはっきりと証拠として残されていたので、弁解の余地はなく、そのまま引っ張って行かれました。


掃除しているから、大丈夫だと思ったのでしょうか。本当に、信じられない人が居るものです。そして、何も知らずに美味しいと言って、スパゲティーソースを食べていた人たち。知らぬが仏とは、このことですね。」 MYK


この話を聞いて 滞米生活経験から 2つのことが思い浮かびました。

1) 何でもビジネスチャンスと、とらえて自分の仕事につなげる
2) 料理をしない家庭が多いので すぐに出来合いのものか TVディナーのように チンと温めるだけで食べるものを買って済ませる。


そう言えば、住んでいたアパートで 夕方、何かしら料理の匂いが漂うのは 我が家と 何件か先の韓国の人の家でした。  エレベーターには 宅配ピザの残り香が 絶えず…  (アメリカからのお話なので 写真もアメリカ南部小さな町の ハローウインの飾りつけ)