娘の贈り物                                   

                                                  

娘が アメリカに渡って 6年の歳月が過ぎた。  大学の語学学校から始めて IT関係の分野を卒業し 現在、 米国の会社に勤務している。  6年の記念にと 心づくしの品を 送ってくれた。 このところ よく お楽しみ荷物を 子供たちが おくってくれるので 心の余裕が できたのかなと 安堵し、 嬉しく感謝。 


娘は 思考回路が ユニークで 日本での 画一的な教育では 苦労していたようである。  時に その発想は痛快で 困ったなと思いながらも 随分と 生活を楽しくさせてくれた。  色々な 家庭内でのイベントプログラムも 彼女の案で 盛り上がったものである。


彼女の個性を 上手に引き出してくれる アメリカでの 教育制度と 自らの意欲とが タイミングよく 相乗効果をなし 良い時期に 渡米できたのではないかなと 感謝している。  


違ったカルチャーの中で 苦労した分 優しくなった。  親としては 遠くで寂しいけれど 充実した生活を 元気で送ってくれていれば 満足である。 今では 電話での会話も そんなに高くないし メールとなれば 一両日中に 返信を受けることができる。  物理的な距離と 心理的な距離は 比例しない。


荷物の中の 室内履きは 夫の為に。  夫の室内履きは なぜか この娘が 幼稚園の頃 「命の靴」と 名づけていた。 時々 わけもわからない名前が 突如つけられ それが 定着してしまうので 困ったもんだ。  


私が 「ひまわり」と 呼ばれるゆえんも 彼女の突発的発言から。  もっとも ひまわりを このブログの nom de plume (ペンネーム)として 使っている私だが、、、  今回も ひまわりタオルが しっかり にっこりと 入っている。 にっこり笑って くるくると明るい方を向いて… 何をしようかねぇ〜!  もう、夏も終盤で しおれかけているというのに…(意味深) ふふふ…