満中陰


母の49日の法要のため しばらく帰阪.写真は KとMYKからのお花。(有難う) そして本堂の一部。 


8月15日が 母の49日にあたり お盆でもあり お寺の一番忙しい時期。  そこは 母の生家のお寺でもあり 住職が母の弟と言う事で 便宜を図っていただいた。 お盆のお参りが済んだ 夕刻から 法要が始まった。  お参りから戻ってこられた 役僧さんたちも 読経に参加くださり 計5人ものお坊さんの 力強いお経で 供養していただけるという 勿体無いようなお話。


そもそも49日とは  六道輪廻の間をさまよう期間。  7日ごとに 遺族が供養し 亡き人が 死後も功徳を受け 叉幸せな姿で この世に生を受けるようにるように 応援するのだと アメリカにいる時 話したことがあった。  「まぁ〜!  亡くなった後でも プレッシャーをうけるの?」  ちょっと 反応に困りました。


49日は 7日ごとの 7回目の最後の審判を受ける日。  それまでは 中間的存在(中有)だった期間が 満ちて 満中陰と 言われるゆえんとの事。


8月15日は お盆で戻ってこられていた ご先祖様が あの世に戻られる日。  母もこの大勢の ご先祖様に導かれて そして地上では 5人ものお坊さんたちの お経を唱えてもらえるという 偶然とは言え 運のいい人だ。 きっと極楽浄土に 導かれたことだろう。  私の中で 安らぎと感謝の気持ちが 湧いてきた。


法要は 亡き人を偲びつつ 仏法に出会い 親族や親しき人々との ご縁に感謝し 生きていくと言う事を 自分に問いかける 良い機会でもあると思う。  南無阿弥陀仏