7月末に開催された 灯りの祭典 小田原提灯祭り 、 毎年、この時期には 市内の小学生達の 小田原提灯が お堀にそって ずらっと飾られる。 世の喧騒から離れ 日本の夏を 情感豊に 味わう事が出来る。 足をとめて 子供達が それぞれの提灯に描いた絵を 眺める。 その色調の変化で 灯す明かりの色合いの違い! なんて 素晴らしいところに 住んでいるんだろう!
小田原提灯は 小田原の誇る創作品であることから 先日の 交換留学生受け入れの折 少し調べておいた。 そもそも 提灯と言う由来は 手に提げて歩く灯りから 提灯 と 呼ばれるようになったそうである。
宿場町であった 小田原で 旅人が 箱根越えするために 小田原の提灯職人が 携帯できる 折りたたみ式の提灯を考案。 これが小田原提灯の 始まり。 さながら現代版 懐中電灯というところでしょうか。 特徴として
- 中骨が リング状になっているので 折りたため 懐に入れて けいたいできる
- 最乗寺の霊木(杉)の木を 使用しているので 霊力があり 魔よけに なる
- 竹ひごに のりがはがれにくい 工夫がされていて 雨の日でも丈夫
暗い山道を 昔の人たちは この提灯を下げて 不安を追い払うかのように 「エッサ エッサ エッサ ホイサッサ おサルの籠屋は ホイサッサ〜 小田原提灯 ぶら下げて〜」 っと 歌いながら 箱根の山を越えたのでしょうか?