Waltzing Matilda

           


ウオルチング マチルダ という 軽快な音楽がある。  確かこの曲は 我々の結婚式に テープでスピーチを 送ってくれた オーストラリアの友人も BGMとして 流していたっけ!  その響きからは 楽しい、幸せな曲だと ずっと思っていた。  あにはからんや その曲の秘めた 悲しいお話を 今回 来日された 音楽に詳しい W氏から お聞きするまで 知らなかった。


無理もないお話!  当の オーストラリア人でも 時代とともに 知っている人は少ないようだ。  近頃の 学校教育では 祖国の伝説、民話などを 伝承していく事もなく 残念な事だと 嘆かれていた。


そのお話− 大恐慌の頃(1890年代)、 空腹に耐え切れず 大牧場の羊を 盗んで食べたところ 大金持ちの 牧場の持ち主は 警官3人も雇って この人を捕えようとした。  生きるか死ぬかの 瀬戸際まで 苦しんでいる人に 施しもせず 3人もの警官を 使える財力のある 思いやりのない お金持ち等に 捕えられるくらいなら 死んだ方がましだ! っと 川に身投げした 悲しいお話。  


その川の側にきたら 「俺と ダンスを踊ってくれるい?」っと 聞こえるという。  チルダは 女性の名のように 聞こえますが 放浪者と言う意味だそうです。


今日、午後、 オーストラリアの方 総勢28名が 帰路に着きました。  Happy landing and safe trip home!