家族に乾杯          

          
                                                  


この所 ご無沙汰している遠方の知人より 連絡を受ける事が多い。  2週にわたり、NHK番組、鶴瓶さんの[家族に乾杯」で 小田原が放映されたことが きっかけ。  「小田原っていい所ですねぇ〜!」 灯台下暗しで 途中10年のブランクはあるとはいえ 20年余り小田原に住んでいるのに 知らない事も多々あった。  城下町のよさや 職人の技が生きている街。 山や海のある自然環境に恵まれた街。  しいて言えば 文化面で 早く城下町ホールが建設され コンサートや講演初め 遠方まで出かけなくてもよくなれば嬉しい。


番組で紹介された中での 鰹節に 懐かしさを感じる友が多く 昔、よくカリカリ削っておだしを作るのを 手伝わされた事を思い出す。  なが〜く 上手に削れたら嬉しく、 ちょろちょろだと どのようにすればいいかと 鰹節の持ち方を 色々工夫したものである。


在米中、日本の食について話すように頼まれ、 スピーチを準備している折 鰹は 織田信長が大変好んだ魚、 岐阜にいるときは 頻繁にこの鰹が 振舞われたと 何かの記事で読んだのを思い出した。 鰹節=勝男武士と 縁起を担いだらしいのである。  戦国武将が 携帯品として大切にしたのもうなづける。


写真は 小田原城の菖蒲園、 今、見頃です。  まだまだ紹介されていない素晴らしいところも沢山あります。