昨日予定していたお墓参りは 雨のため予定変更し 本日に。 出かける前に 自分で掘り起こしたと言って 届けてくださった 筍と蕗の絵手紙を描く。 「食べる前に ちゃんと 絵を描いて私に送るのよ〜!」 っと 近頃怠け気味の私に 温かい励まし? こんな友ありて 何事も続いていくのです。 感謝です。 富士山の見える彼女の家で掘った筍は 極上の味。 ご馳走様。 蕗も仰せの通り 皮をむかなくても柔らかく美味。
さて、お墓参りは 小平までは 車よりも電車で行く方が 東京での雑用も 済ますことが出来便利。 義父は、生前、毎月、義母の月命日あたりの お参りを欠かした事がない。ここ数年は 私達が同行することが多くなっていた。 最後の義父とのお墓参りは 今年1月の大雪の日。 「雪だから見合わせましょうか?」っと 言っても 「大丈夫さ、僕は 晴れ男だから そのうち晴れるさ」っと どうしても行きたいとの事。 今にして思えば それが最後のお墓参りになろうと わかっていたのだろうか? それから2週間後の建国記念日、 兄夫婦達と 祝杯をあげ、いつもどおり夕飯を食べたあと、 静かに眠るように旅立った。 その日の日記もきちんとつけ終えていたと言うから 天晴れな99年の生涯を閉じた義父。 最後まで自分の歯で 食事を楽しみ 大好物だった ヒレカツ、 墓前にお供えしましたよ。 お味如何でしたか?
義父とお墓参りしたある秋の日に詠んだ歌
- 木漏れ日に 秋空高く 墓参り 義父の読経 義母に届きて
- 芳しき お線香の香 風波にのり いついつまでも たわむれし
義父の介護をして詠んだ歌
- 我を見て わんわんとして 義父手招きす 待つ人在りし 喜び深く
- 老いてなお 飽くなき望み ドライブに 義父乗せ走る 高速道路
- 一粒の 豆拾いしも 苦労して 麻痺の進んだ 義父の手かなし
- 手を出さず じっと忍耐 みつめるも 義父豆つかみて 喜色満面
今日は、 お墓参りも済ませ 気分爽快。 それにしても よく歩きました。 万歩計、 1万5千歩記す。
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