[クルーズ] ウィッティア

このクルーズ、20カ国、31寄港地の最終寄港地、アンカレッジ近くのウィッティア観光も 無事終了しました。このクルーズは 幸運に 抜港という 着岸できない状態も一度もなく 全行程、ほぼ好天に恵まれ、終えることができ、感慨深い思いです。

入港以前の航海中から 何万年も前から少しずつ変貌しつつも どこか昔の形跡の面影を残し、何かを訴えているような氷河の様相を 見ることができました。
早朝、曇っていた空も 絶景ポイントでは晴れ渡り、煌めく氷河が楽しめました。

この光景をバックに朝ヨガ、大きな自然のパワーを受けているのですよとインストラクター。

途中、ラッコやクジラも見えましたが シャッターチャンスは難しく、かろうじてラッコの画像が望遠で撮れました。
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夕方から氷河探求クルーズ、小型の高速観光客船で 大型客船では近づけないそびえ立つ氷河と 入り組んだ水路、観光の最後を飾る圧巻の大自然の迫力ある光景に 素晴らしい終章を飾ることができました。
進行方向によっては強風で マッスル君、帽子を抑えつつビデオを撮っています。
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1万年前の氷?氷河からの氷を船の中で見せていただいたり アイスコーヒーにしたり。氷河自体は 無色透明だそうですが 太陽の光のスペクトル、最短波長の青だけが 反射して見えるのでブルーに見えるそうです。他の色は吸収されてしまうそうです。角度により、時間により、氷河の色合いは同じブルーでも変化するようです。

氷河の氷は 雪が圧縮されて固まったもの、その中には大昔の空気が内包されているので 水を入れると かすかにシュワシュワーっと音色を奏でます。

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小型船といえど立派な船、一階2階とあり 軽食もサーブされました。サーモンチャウダーなど 温かいごちそうでした。とは言っても この日のアラスカ、50年ぶりの高温度、32度まで上がったそうです。びっくりの暑さでした!船員さんたちが 下船の時、見送ってくださいました。

この高速小型船、9・11の惨事のおり、ハドソン川を何往復もして 大活躍だったそうです。船の名も BRAVES. あ〜!観光達成できてよかったね!

[クルーズ] スキャグウエイ

「まず、ドレミさま、JTMさん、MYKさんコメントありがとうございました。明日のアンカレッジ近くウィッティアが 最後の寄港地になり、1週間ほどの航海で横浜です。ゆっくりお話しできるのを楽しみにしています。」

本日sのトピック、ゴールドラッシュの時代、一攫千金を狙う人たちが 金を求めてやって来て 一時はアラスカ最大の町でした。ゴールドラッシュ時代の面影を残した町,スキャグウエイに入港しました。

こちらにも他社のクルーズ船が停泊していて、何千人もの乗客が下船、多分最終寄港地、アンカレッジまで一緒かなぁ〜?
我々の船は 一番遠方に着岸。街まで15分くらい歩きます。すぐ近くに山が見え 風光明媚な港です。

私たちは、アラスカ観光の人気、ゴールドラッシュ最盛期、約80年あまり スキャグウエイ(アメリカ)からカナダ領土のホワイトホースまでの約180kmを乗客、物資輸送したホワイトパス&ユーコン鉄道、往復3時間の旅をして来ました。

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勾配がひやっとするほどあり、脱線しないかと思えるような断崖絶壁、移りゆく大自然の様々な様相、昔読んだジャックロンドンの「荒野の叫び」、クロンダイク地方のゴールドラッシュの厳しい環境をバックグラウンドにした小説、ふと思い出しました。何頭もの馬が過酷な環境のもと、亡くなり,代わりに犬が荷物を運ぶため使用されるのですが デッドホース峠など 当時の過酷さを訴えているようでした。
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アメリカとカナダの国境
こちらがホワイトパスの折り返し地点、アラスカ州アメリカ、カナダ、BC州、ユーコン州の旗が挙げられています。

下画像は ゴールドラッシュ時代の名残を残すスキャッグウエイのダウンタウン

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[クルーズ] 氷河

*Scenic Cruise*

日航海日 北アメリカで最も長い氷河の近くまで ゆっくりと景観を楽しめるルートを航海。朝は曇っていて案じていましたが お昼前にはこの通り、すっきりと晴れ。でも風が強く、デッキでフードを抑えながらの撮影です。

そんな中、この美しい大自然を楽しみながらジャグジに入っている若い方達。元気ですね〜。

そびえ立つのはマッキンレー?流氷があちこち。見渡す限り山、海、氷河、この雄大さは このクルーズならではこそ。

氷河を望遠で写すと、断面が少し良く見えます。途中、ガラガラっと音を立てて、崩れるシーンもあり、歓声。

このクルーズでは 人々の叡智、民族の誇りと伝統、モスク、教会などの宗教的建造物、環境適応力など 本当に数えられないほど感動させてもらいましたが、同じく、決して忘れられないのは 大自然の威力です。残り2箇所の寄港地も楽しみです。

アラスカはアメリカの49番目の州。こちら時間7月4日、独立記念日の今日、船内はアメリカカラーで彩られていました。

[クルーズ] アラスカ

寄港地も残すところ3ヶ所となりました。全てアラスカです。寒いと思い ヒートテックを着て出かけましたが 暑かった!

アラスカ州、州都ジュノー。歴史の始まりは、小さな金塊発見から。その後、ゴールドラッシュは閉鎖され、人口3万人、面積は北海道ほどもある広いまち。

アラスカの政治の中心地、風光明媚な自然、氷河も楽しめる観光地らしく この日も大きな船が3隻も入港していました。

ジュノー入港時、バルコニーから
メンデンホール氷河
世界で最も市街地に近い氷河だそうです。1700年台の中頃から 後退し続けているそうで 温暖化により近頃ではかなりその速度が速まっているそうです。

色々地質学的なことの説明を ビジターセンターでオーディオ、プレゼンテーションなどで学びましたが 氷河の後退は 生態系にも影響を及ぼし、今後地形にも大きく作用してくることと懸念されています。

氷河は降り積もった雪が長い年月をかけ圧縮され、氷となるそうですが 内部を調べるとその時代の特質がわかるそうです。

マッスル君は 氷窟を通って流れ出る滝まで速足で見学に。マイナスイオンをたくさん浴びて来ました。私は、体力的にちょっと無理かなと資料館などで時間を過ごしました。
アラスカと言えばキングクラブ(タラバガニ)、小さな町ですが一際賑わっていたカニ中心のお店で 早い夕飯にしました。
塩茹でしただけの天然のカニ、大きい!カニのスープ、クラブケーキ(コロッケのようなもの)食材が生かされたシンプルさが美味しかったです!

[クルーズ] 夕暮れ

このクルーズ中、家族や知人との再会を楽しみにしていました。 バンクーバーで、お元気なKさんご家族にお会いでき、あ〜このクルーズも もう直ぐ終わりだな〜と ぼんやりバンクーバー出港後の海を眺めていたら なんて美しい空と海!静かなさざ波を滑るように船は 進んでいきます。

船はアラスカで三ヶ所寄港し、帰路につきます。明日は、ジュノーで氷河散策です。

[クルーズ] バンクーバー

7月1日、Canada Dayの日、バンクーバーに到着。

朝6時半ごろ ライオンズゲートブリッジをくぐり、いよいよCanada Placeに到着です。

10年あまり、ほぼ毎年、この時期バンクーバーで過ごしたので 空気が寄り添うような懐かしさ!忘れていた道路の名称も 連想ゲームのように思い出します。

まずは、最初に来て感激したラテアートのカフェ、ホテルバンクーバー(フェアモントホテル)の隣に行きました。

知人が、よくご一緒させていただいたカントリークラブに この日もご招待くださいました。広々とした緑、美しい景色、ゆっくりお話しも楽しませていただける最高の場所です。
Canada Dayなので 赤のTシャツを着て テラスで歓談されている方達。パンケーキのサービスがあったようです。

私たちは 中で ゆっくりランチ。船内では どうしても新鮮野菜が不足するので 画像は忘れましたが サーモンチャウダーと山盛りのコブサラダをいただきました。メキシカンサラダも美味しそうでしたが どちらもたっぷりサイズ!

ご縁のある方とは 遠く離れていても会えるんだな〜と、いつも感激しています。

アラスカに向かって、再度アメリカの入国審査がターミナルであり混雑が予想されるのと、Canada Dayで街は混雑しているだろうと 余裕を持って送っていただきました。案の定、「住んでいても、こんな大賑わい 見たことないわ」とのこと。


 
少し早めに戻って大正解!入国審査は 大混雑。3隻のクルーズ船が入港していて それぞれの乗客が全員入国審査。途中、出航時間の迫っている乗客たちを 先に・・・と、結局、1時間弱待ちました。

一つ解明したこと!マッスル君は 指紋も免れるし、写真撮影もしなくて良いことが続き、反面、私は バッチリ両手の指紋、おまけに写真も写されます。アメリカ入国審査は これまで3回ありましたが 全てマッスル君は形式的に1度だけ指紋を右手だけ取られたことがありますが そのほかは パスポートの写真と本人を見るだけでパスなのです。

今回は聞いてみようと、私、なぜ、彼はいつも免れるのでしょうか?係員は 意味深な笑みを浮かべ’Because of his age'
あ〜そうなんだ〜と、納得。今までマッスル君は、どこかに、この人は良い人だと記録があるんだよと、息巻いておりましたが・・・・(笑)

船内に戻ると、目の前に Disney Cruiseの船が泊まっていて 子供向けの楽しそうな音楽が響いていました。丁度、息子夫妻が 先日、NYで 来年は、デズニークルーズに みんなで乗ったらどうかな〜と提案し、検索もしてくれたようです。子供達がとても喜ぶそうで、大人も楽しめるとのこと。実現できるといいな〜!


[クルーズ]  ナイトショー

夜のショータイム、最初の頃は 毎夜、出かけていましたが(といっても 階下にあるシアターに行くだけ)今では、興味のありそうなものを選んで 観にいくスタイル。

下画像は サンフランシスコ出航する時 バルコニーから写した画像。こちらの 美しい光景のナイトショーも綺麗だね〜と 感激しました。

*森山良子ショー、別格でした*
このクルーズのハイライトだったのでしょうか?いつもと違って 3回公演のうち どの時間に出席できるかという招待状が 事前に届きました。

私たちと同世代とはいえ、フォークソングという印象が強く マッスルも私も、このコンサートを通して レパートリーの広さ、そして今なお、新しいジャンルにチャレンジされている姿に 感動!

70歳を超えておられるのですが 舞台を動き回り、筋肉のつき方が 日頃のトレーニングを物語っていました。

しっとりとしたエンタテイナーでもあり 観客の年齢層も考慮されてのトークにも 今まで一方的なショーが多かっただけに大受けでした。

他のショーでも、日本のプレゼンターたち いつもメリハリのある 観客に訴えるものが多く、ジーンと心に響くものがありました。

涙そうそうさとうきび畑は 森山さんの作詞、言葉少なくして 人それぞれの思いが心に描かれる歌唱力。
言葉が明確に伝わり、音色に乗せて その光景や色、風、空気までも感じるライブの素晴らしさ、涙ぐまれている観客の方が多くいらっしゃいました。

クラシック、ショパンの子犬のワルツを歌にしたり、ジャズの楽器を真似て歌いながら 舞台でステップを踏まれる意表をついたパーフォーマンスは 圧巻でした。

辛口コメントのマッスル君も絶賛!お隣の部屋の 音楽に詳しい方も良かった良かったと。。。嬉しい夜のショータイム、元気をいただきました。

明日は、懐かしいバンクーバーに到着です。懐かしい知人にお会いします。そして孫のMちゃん、2歳のお誕生日、慌てて駆けつけた2年前を思い出します。おめでとう!